3月15日(金)~16日(土)、石川県青少年総合研修センター及び金沢大学角間キャンパスにて、「第1回北信越SGHフォーラム」が開催されました。富山・石川・福井・長野の各県からSGH校・アソシエイト校の7校が集まり、本校からは2年探究科学科の6名が参加しました。
交流プログラム「みらい協創プロジェクト」では、生徒が8つの班に分かれ、「高校生活の中で感じる“もったいない”を解決する提案を」という課題が与えられました。初めて出会うメンバーと、アイデア決めや調査、プレゼンテーションに向けた資料作りや発表練習、それら全てを8時間で行わなければなりません。初めは緊張していた生徒達も、活動や交流会を通して一気に仲を深め、積極的に意見を出し合い、課題に取り組みました。
2日目は金沢大学に場所を移動し、成果発表を行いました。チョークの再利用、SNSでの言葉遣い、学食の売れ残りをなくすためのアプリ開発等、個性豊かな提案がなされました。その中で、「高校での学習が、大学受験のためだけになることがもったいない」と、「ボランティア活動を用いての対策」を提案した班が最優秀賞に輝きました。
ポスターセッションも行われ、各校の課題研究について知ることもできました。密度の濃い充実した2日間を過ごし、生徒達は大きな刺激を受けました。
【生徒の感想より】
- 「みらい協創プロジェクト」について:私たちの班は高校生活の中でのもったいないことに高校教育を挙げ、研究を進めた。時間のない中、協力して1つのものをつくり上げることから多くのことを学んだ。そして、価値観が違う仲間たちと触れ合い、新しいものを生み出すことができた。本当に一生の思い出となるような興味深いプロジェクトだった。
- 他県の学校の生徒と交流し、自分の至らない点を痛感しまだまだだなと感じる良い機会になった。また何よりも楽しく、充実した2日間を過ごすことができた。このような機会を得ることができ本当に良かった。