平成29年2月2日(木)、2年人文社会科学科・理数科学科の48名の生徒が、JICA北陸の研修員6名(全員ミャンマー出身者、金沢大学で研究活動中)と英語で交流しました。生徒は6班に分かれ、交流する相手を変えて4回交流会を持ちました。

異文化理解講座写真1交流会では、まず、講師からの自己紹介・国紹介をしていただきました。6人の講師は、それぞれ異なったテーマでミャンマーの紹介の準備をしてきておられ、生徒たちは、日本の蹴鞠に似ているChinloneというスポーツの画像を見たり、スパイシーなミャンマー料理を振る舞っていただいたり、ミャンマーのアルファベットを一緒に発音したりして、ミャンマーについての理解を深めました。

異文化理解講座写真2その後、本校生徒から、事前に準備した6つのテーマ「国の概要と歴史や偉人」、「食べ物」、「日本語」、「観光・祭り」、「高校生活・教育」、「着物」をそれぞれの講師に紹介しました。

最初は、講師も生徒も緊張の面持ちでしたが、回を重ねるにつれ笑顔が見られ、質問も活発に出るようになりました。生徒達はミャンマー訛りの英語に多少苦戦したものの、学びの多い、充実した時間を過ごしました。

<生徒の感想より>

  • 講師の方はとてもいい人たちだった。ミャンマーはいい国だと思った。
  • 世界は、アメリカ人と日本人でできているわけではない。色々な人がいる。
  • アジアの国に興味が湧いた。英語は、異なった文化を持つ人々と交流するための素晴らしいツールである。自分の発音を気にする必要はない。大事なのは話そうとすることだ。
  • 「英語は不可欠。」という言葉が印象的で、英語の重要性を実感した。もっと英語の勉強を頑張りたい。
  • 講師の方の積極的な態度に感銘を受けた。彼らの積極性を見習いたい。
  • 一生懸命に伝えることと真剣に聞くこと、両方がそろって初めていい交流になる。

<講師の感想より(英語でのコメントを日本語に直したもの)>

  • ドラえもんの街である高岡だけでなく、富山についても知ることができた。
  • 外国人と話すのが初めての生徒もいたが、上手く話したり聞いたりしていた。
  • あらかじめ用意していた質問だけをした生徒もいたのだが、その場で即興でしてくれた質問はどれも素晴らしい内容の質問だった。
  • プレゼンテーションが良く準備されており、積極的に会話に参加してくれた。実りの多い時間だった。