2年人文社会科学科、理数科学科80名が4月から取り組んでいる課題研究の課題設定報告会が、5月26日(木)6・7限に行われました。
人文社会科学科は国語、地歴、公民、家庭分野の5班、理数科学科は物理、化学、生物、地学、数学・情報分野の13班、文理混合のNOWPAP(国連機関)1班があり、計19班が課題設定の理由や研究の進め方等についてそれぞれ発表しました。
情報1班は、高岡市の発展や活性化につながる観光アプリを作るというテーマを設定しました。そのために、AR機能やGPS機能を使って観光地の紹介等を便利で使いやすいものにし、高岡市の歴史や自然の魅力をもっと若者に感じてもらいたいと発表しました。
また、NOWPAP班は、県内の海岸清掃に参加した際に見つけたマイクロプラスチックを実際に見せ、海洋ごみ問題への意識を高めるための効果的な広報活動等について調査・研究し、最終的には、高岡高校生向けの清掃活動を企画し、参加者を募って実施したいと発表しました。
発表後の質疑応答では、生徒や教員から、テーマについて不明確な点や調査・研究の可否について等、課題設定の甘さを突く鋭い質問が飛びました。今後の研究に活かしていきたいと思います。
生徒感想より
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鋭い質問をされ、自分の課題研究に対する認識の甘さを感じた。班員で話し合って計画を練り直し、研究に対する理解を深めていかなければならないと思った。
- 事前に調べてあったことも、突然質問されるとうまく答えられず悔しい思いをした。また、研究を全く知らない相手に、自分たちの考えを分かってもらえるように話す難しさを実感した。