課題研究写真1 平成27年12月16日(水)、2年人文社会科学科・理数科学科79名による課題研究発表会が本校で行われ、探究科学科の1・3年生や2年普通科の生徒、富山大学の先生、本校教員が参観しました。

課題研究は、富山大学の先生や環日本海環境協力センター(NPEC)の方々にアドバイスをもらいながら4月から9か月間にわたって取り組んできまし課題研究写真2た。発表はポスターセッション形式で行われ、21班それぞれが、これまでの研究の成果を短時間で発表した後、参観者との活発な質疑応答を中心にして進められました。写真などを使って研究内容を分かりやすく説明する班や、研究結果をもとに執筆した小説を配布する班など、それぞれに発表方法を工夫し、会場は大いに盛り上がりました。

12月23日(水・祝)には、富山高校・富山中部高校との三校合同発表会が控えており、今回の発表会での経験といただいた助言をもとに、最終準備をしていきます。

【発表者からの感想】

  • 課題研究写真3生活の中で感じた疑問からスタートした研究だったが、テーマが漠然としていて絞りこむのに悩んだり、途中で何度も迷ったり、苦労が多かった。今日まで時間との闘いだったが、なんとかここまでできた。
  • 研究の流れがあいまいな部分を聴きに来てくれた生徒に鋭く質問され、問題点がいくつか明らかになった。一週間後の三校合同発表会までに再検討し、修正していきたい。
  • 自分たちは長く研究に取り組んできたので内容がよく分かっているが、初めて聴く人たちに分かってもらえるように説明することは本当に難しいと身にしみて分かった。勉強になった。sgh27-14-04
  • 校内発表会を終えて、「課題研究」は答えを求めることだけが目的ではなく、班員全員で作り上げていくチームワークが大切だと改めて実感した。練習を何度も重ね、中間発表会の時よりも自信を持って笑顔で発表することができてよかった。
  • 自分は理数科学科だが、文系の発表も興味深く聴いた。文系が扱っているテーマでも、根本的な解決のためには理系的な視点や考え方も必要だと思われるものがあった。理系・文系の枠にとらわれず、物事を多角的に広い視点から考えるようにしていきたい。