7月19日(月)・21日(水)に、理数科学科2年50名が、富山県総合教育センターで、物理・化学・生物・地学の4つの講座から、それぞれが2講座を選択し実習を行いました。生徒達は、高校にはない機器・設備を利用し、普段はできない高度な実験実習を行うことで、科学的な見方や考え方を十分に養うことができました。また、講師の先生方から実験に対する執念や諦めない忍耐力を学ぶことができました。
『実習内容』
【物理講座・・・光ディスク(CD,DVD,BD)の構造とその利用 -光の回折と干渉-】
- CD・DVD・BDのトラックピッチの測定
- BD(Blu-ray Disc)のトラックピッチの測定
- 可視光線の波長の測定
- 空き缶を使った分光器の製作
【化学講座・・・分析機器を用いた実験】
下記の中から1つを実習
- アルコールの分留と定量
- 食品中のビタミンCの定量
- 水に溶解しているイオンの定量
- 医薬品の合成と定性分析
【地学講座・・・微化石の取り出しと観察】
- 微化石の取り出しと観察
- アンモナイトの研磨と観察
【生物講座・・・観察と解剖】
- カエルの解剖
『生徒の感想』
- 普段の授業ではやらないような実験を行い、理科に対して興味を持つことができ新鮮な気持ちになった。
- 学習していない分野だったが、その分好奇心を持って楽しく実験できた。テキストの補足もたくさんしていただいたので、今後学校での学習にいかしていきたい。
- 解剖は初めてなので衝撃的な経験だったが、器官について理解を深めることが出来良い経験となった。
- 物理の技術が日常生活の様々なところに利用されていることが分かり、とても有意義な実習だった。
- 高価な実験機器ではなく、身近にある道具で実験機器を作成できることに創意工夫を感じた。