レシテーション(暗唱)部門で3位、スピーチ部門で奨励賞を獲得
9月25日(日)、富山大学において、第6回富山県高校生英語ディベート大会が開催され、本校から3チーム(総勢15名)が参加しました。また、チェアパーソンやタイムキーパーとして、4名が大会運営に協力しました。今年度の論題は“The Japanese government should adopt a social security system that provides a basic income to all Japanese citizens.”「日本政府は、日本のすべての市民に、ベーシック・インカムを給付する社会保障制度を採用すべきである。是か、非か。」という難しいものでした。生徒達は大会ぎりぎりまで準備・練習し、大会本番で持てる力を出し切りました。
また、10月29日(土)、富山市民プラザにおいて、第18回富山県高校生英語プレゼンテーションコンテストが開催され、リサーチ・プロジェクト部門に1チーム(4名)、レシテーション部門に3名、スピーチ部門に2名の総勢9名が出場しました。
レシテーション部門では、“President Obama’s speech in Hiroshima, Japan ”を堂々と暗唱した生徒が見事3位を獲得しました。スピーチ部門では、“Taking the first step to become a responsible adult”というタイトルで、選挙や選挙権についての考えを述べた生徒が奨励賞を得ました。
出場生徒の感想より
ディベート大会
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論題の是非を述べるために、社会保障制度や財政、貧困率などの様々なことを調べたり、労働者や学生、在日外国人など様々な人の立場で考えたりする必要があった。この大会に参加しなかったら興味を持たなかったかもしれない多くのことを知ることができた。
- 英語の4技能の上達だけではなく、仲間と協力すること、情報収集力、批判的に考える力などたくさんの力がついた。
- 初めて参加して大変な衝撃を受けた。特に決勝戦を観覧したとき、ディベーターは皆、日本語のように英語を使って論争をしていた。その様子は、英語を話す・聞くができずに、言いたいことが伝え切れていない私たちとはまるで違っていて、憧れを抱き、来年はそうやって議論できるようになりたいと思った。また、英語は言語であり、教科ではないのだ、ということを痛感した。
英語プレゼンテーションコンテスト
リサーチ・プロジェクト部門
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短い準備時間だったが集中して練習し、本番で納得のいく発表ができた。
- 他校の発表を見て、英語の上手さ、表情の豊かさ、様々な工夫に圧倒された。
- 発表の仕方で、調査したことが活きるか無駄になるかが分かれることを実感した。
- 他校から受けた刺激を、課題研究発表会で十分に活かしたい。
レシテーション部門
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レシテーションでは、まねするのではなく自分で考えて表現するということが求められた。これをやりきったことで、一皮むけた気がする。
- これまでおろそかにしがちだった、一つ一つの単語の丁寧な発音を意識できるようになった。
- 他の生徒の発表を見て、それぞれの解釈が違って、表現方法も異なるので、同じ文なのに何度聞いても面白かった。
スピーチ部門
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英語の世界の奥深さを実感し、英語を使う楽しさを味わった。
- 表現方法は十人十色だと学んだ。自分は、人を楽しませる表現を追求したい。