今年3月に実施したアメリカ合衆国での海外研修の報告会が、人文社会科学科・理数科学科2、3年の合同「SGゼミ」の時間を利用して、それぞれの学科で行われました。
4月20日(月)の人文社会科学科の報告会では、司会や発表、質疑応答をすべて英語で行いました。
はじめに、3月14日~26日の13日間、高岡市越前国際交流基金留学生として派遣された生徒が、アメリカフォートウェーン市の様子や現地の高校、ホストファミリーとの交流や生活について発表しました。
次に3月4日~11日の8日間、第1回海外研修に参加した16名が、小グループで海外研修の報告を行いました。報告者は写真を見せながら、MITやハーバード大学、国連などの見学や、英語での課題研究のプレゼンテーション、ホームステイなどで感じた「日本とアメリカの文化の違い」や「英語を使うこと」を熱い思いで語りました。
4月22日(水)の理数科学科の報告会は日本語で行われ、2年生も気軽に先輩に質問をしました。
バスや電車に時刻表がないこと、ホームステイ先で朝食は自分で作ること、ハンバーガーのSサイズが大きいことなど、日常
生活で感じたことを聞き、海外への興味・関心をさらに高めま
した。
また、ニューヨークでの課題研究「Easy as π」の発表の様子を動画で見ました。英語での発表はもちろん、質問に対して的確に英語で答えようと、ジェスチャーを交えながら一生懸命に対応する姿に、同じ高校生として刺激を受け、2年生はこれからの課題研究への取り組みに意欲を高めていました。
生徒感想より
- 報告の準備を通して、自分の経験を改めて振り返り、研修の意義を再認識できた。
- 自分が感じたことや成長できたことを伝えることができた。後輩にはぜひ海外研修に参加し、多くの体験をしてほしい。
- 海外研修後の考え方の変化やコミュニケーションの重要性などを聞き、自分もこれからの生活に生かしたいと思った。
- 同級生が英語しか使えない状況で、課題研究の発表で質問を受け、即座に対応し、友達のフォローをする姿に感動した。
- どの先輩も目を輝かせて話されていた。話しきれないほどの濃い体験をされたことが分かった。
- アメリカと日本の文化や習慣、交通など様々な違いを聞き、私もアメリカに行って経験したいと思った。まだ英語力が足りないのでもっと勉強したいと思った。