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研究テーマの内容を図解説明

令和3527日(木)67限に、2年人文社会科学科、理数科学科79名が、課題研究の課題設定報告会を行いました。

人文社会科学科は国語、地歴公民分野の4班、理数科学科は物理、化学、生物、地学、数学分野の9班、文理混合の情報、家庭、英語の4班があり、計17班が課題設定の理由や研究の進め方について、それぞれ発表しました。

物理2班は、「複数の小規模発電を組み合わせ、個人単位で電力を自給する発電モデルの提案」というテーマを設定しました。SDGsの観点から、温室効果ガスを発生させない発電を意識しました。普段の生活で発生する振動や摩擦などから得られるエネルギーを電力に変換するなど、地球に優しい発電について研究していく予定です。

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研究テーマの設定理由を発表

英語1班は、「『不思議の国のアリス』の価値観を日本人が最大限に味わうには」というテーマのもと考察を深めたいと思っています。『不思議の国のアリス』の原書における、言葉遊びや詩とその訳され方を分析することで、イギリスと日本の価値観の違いを考察したり、日本語訳の変遷から、日本人の価値観の移り変わりについて考察したりする予定です。

 

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報告会後、大学教官から助言を受ける

発表後の質疑応答では、生徒や教員、富山大学・富山県立大学教官から、「問題意識をより明確にすることで研究の方向性が定まるのでは」や、「比較対象をイメージしやすいものにすると研究の成果が伝わる」、「何の研究なのかがある程度わかる研究テーマをつけてほしい」など様々な意見やコメントをいただき、今後の研究方針を定める上で大変有意義な会となりました。

 

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リモートで大学教官から助言を受けた班も

報告会終了後は、各班に分かれて、研究内容や研究方法の再検討を行いました。

今後は、中間発表会(10月)、三校合同発表会(12月)、校内発表会(1月)と進めていく予定です。