7月23日(火)に、理数科学科2年53名が「課題研究」の発展的学習として、富山県総合教育センターで、物理・化学・生物・地学の4つの講座から、それぞれが2講座を選択し実習を行いました。生徒達は、高校にはない機器や設備を利用し、実験実習を行うことで、科学的な見方や考え方を十分に養うことができました。

『実習内容』

【物理講座・・・光ディスク(CD,DVD,BD)の構造とその利用 -光の回折と干渉-】

  • CD・DVD・BDのトラックピッチの測定
  • 可視光線の波長の測定
  • 空き缶を使った分光器の製作

【化学講座・・・分析機器を用いた実験】

下記の中から1つを実習

  • 燃料用アルコールの分留と定量
  • 食品に含まれる酸化防止剤の定量
  • 水に溶解している各種イオンの定量
  • 医薬品の合成と赤外線スペクトルによる同定

【地学講座・・・微化石による古環境解析】

  • センター実習写真1

    有孔虫の観察

    有孔虫化石の抽出、観察

  • アンモナイトを調べナイト

【生物講座・・・観察と解剖】

  • センター実習写真2

    カエルの解剖中

    単細胞生物の構造と細胞小器官、繊毛運動の観察

  • カエルの解剖

『生徒の感想』

  • 普段の授業ではやらないような実験を行い、理科に対して興味を持つことができ、新鮮な気持ちになった。
  • 科学の歴史を感じることができた。
  • 解剖は初めてなので衝撃的な経験だったが、器官について理解を深めることができ、良い経験となった。
  • 物理の技術が日常生活の様々なところに利用されていることが分かり、とても有意義な実習だった。