科学探訪（１年人文社会科学科・理数科学科）

３月４日（水）～６日（金）、１年人文社会科学科・理数科学科８０名が、東京・つくば方面に科学探訪に行ってきました。

１日目は、つくば方面の施設見学、夜は本校ＯＢ（現役東大生）７名を囲んで懇談会を実施しました。座談会形式では、先輩を身近に感じながら、熱心に質問をしていました。

２日目は、班別見学で、自分たちで決めた見学先に、自分たちでアポイントを取り、訪問しました。事前研修はしたものの、東京の交通機関に戸惑い、迷子になりかけ、予定通りに行かなかった班もありましたが、トラブル発生時の対応も含め、貴重な経験となったようです。夜にはそれぞれの班の見学内容をクラスメートに紹介しました。

３日目は、東京大学地震研究所を訪問し、本校ＯＢでもある古村孝志教授によるミニ講義受講と施設見学をしました。終了後も、教授に熱心に質問をする生徒もいました。本郷キャンパス内の食堂で昼食をとり、上野公園内の博物館･美術館を班別に見学しました。

日程

１日目
- JAXA筑波宇宙センター及び地質標本館・国土地理院（班別）見学
- ＯＢ（現役東大生）との懇親会
２日目
- 都内施設班別見学
  - 外務省、最高裁判所、会計検査院、警視庁、日本銀行、東京証券取引所
  - ＪＡＬ、NHK、TBS、講談社、味の素、東大医科学研究所　等
３日目
- 東京大学地震研究所（ＯＢ教授によるミニ講義と施設見学）
- 東京大学本郷キャンパス見学（昼食は学内食堂）
- 国立科学博物館、東京国立博物館、国立西洋美術館見学（班別）
宿舎：国立オリンピック記念青少年総合センター

生徒の感想より

普段はできないことを経験し、とても充実した３日間だった。どれだけ自分が社会のことを知らないのかを痛感した。自分の将来や日本について考えるよい機会となった。探究心を持って２年生でもがんばりたい。
初めて東京に行って、日本を担っている機関や施設を訪れ多くのことを学んだ。印象に残っていることは、高岡高校のＯＢがどこへ行ってもおられて、改めて高岡高校のすごさを感じた。今回は、自分たちの現状を改めて考えさせられ、よい経験ができ楽しむことができた。
３日間でたくさんの新鮮な体験をすることができて、探究科学科に入って本当によかったと思った。これからもいろいろな活動を通して自分の視野を広げていきたい。
科学探訪は文系の私には興味のある分野が少なく、行く前は不安でいっぱいだった。しかし、理系分野でも今まで分からなかったことを学んだり、新しい発見ができたり有意義な時間を過ごすことができた。特に、東大医科学研究所（２日目班別行動）では、難しいと思っていた癌のことについても分かりやすく教えてもらい、より医科学を身近に感じることができた。本当に貴重な体験ができ、先生方や訪問先の方々に感謝したい。