研修3日目となりました。本日は雪の影響で午前中の語学学校は休校となりました。午後には降り止む予報だったため、12時-15時まで英語クラス、15時半から予定通りハーバード大学訪問を実施いたしました。
12時からの英語クラスは、プレゼン班をベースに2クラスに分かれました。1コマ目は、クラス内で英語を話すことに慣れるという目的から、それぞれの先生の個性豊かなアイスブレイクが行われました。2コマ目からプレゼンテーションの指導に入っております。1コマ目のはじめは本校生徒たちの声が教室の外に聞こえることがなく、元気のなさを心配しましたが、徐々に慣れてきたようで活発な様子が外にも伝わってきました。2コマ目では、準備してきたプレゼンを講師に見てもらい感想をもらっていました。ネイティブの方からのコメントは初めてなので、それだけで刺激になると男子生徒が嬉しそうに話をしてくれました。本研修では3回程プレゼンをする機会がありますが、まずは明日の午後から語学学校の他国の学生に向けて行います。明日の午前中には細かく指導が入っていきますので、どのように変わっていくのかとても楽しみです。
クラス終了後はハーバード大学を訪問しました。前半のキャンパスツアーは起業家でハーバード大学メディカルに多くの人脈をお持ちの松川原康市氏に行っていただきました。冒頭の「ネットで調べたら分かるような観光ツアーはするつもりはないから。」という言葉で生徒の皆さんのアテンションはグッと引き寄せられます。なぜハーバード大学が世界トップ大学に名を連ねるのか、ハーバード生はどのような環境で生活を送って自分の将来を描いているのか、日本の大学との違いなどについてキャンパスを巡りながらス松川原氏の視点からお話いただきました。少し経ったところで「あの方、超面白くないですか、どのような方なのですか。」と目を輝かせながら質問に来る生徒もいました。松川原氏には木曜日にゲストスピーカーとして講演していただく予定なので、またその様子もお伝えいたします。後半の座談会ではハーバード大学公衆衛生大学院 博士研究員の木野志保先生にも加わっていただきました。愛知県の私立学校をご卒業後、東京医科歯科大学を首席でご卒業後、イギリスのサザンプトン大学、ロンドン大学のキングスカレッジへ留学した経験もお持ちです。木野先生のバックグランドに関することから、世界を舞台に学ぶということ、特に日本と世界の大学の違い、また生徒の皆さんが現在悩んでいることまで多岐に渡り質問が出ました。昨日のMIT訪問で吉田氏からの言葉に感銘を受けた生徒が多く、木野先生からも自分の未来に光となるような言葉を引き出そうとするようなアグレシッブな姿勢がチーム内に出てきております。以上、研修3日目の報告とさせていただきます。