8月29日(月) 、平成28年度日本国際連合協会富山本部「学校講座」が本校で開催され、1年普通科200名が受講しました。講師は、長崎大学教授、タイ王国政府工業省政策顧問、タイ王国公益法人お互いフォーラム副理事兼共同代表の松島大輔氏で、「グローバルに生き残るには?~一億総グローバル人材2.0が求められる時代へ~」と題して講演していただきました。
先生はグローバル人材をドラえもんに例え、「(のび太の)課題・ニーズを見つけ、解決していくことがこれからのグローバル人材」とわかりやすく説明されました。先生のエネルギッシュで情熱的な話に生徒は引き込まれていました。
また、ふるさとを基盤として日本の技術やノウハウを生かし、仲間を募りそれらを結び付けることの必要性や、持続可能な課題解決できるシステムの構築の重要性について学びました。
質疑応答では、アメリカ留学の動機やコミュニケーション力の身につけ方の質問に対し、先生は経験談をもとに丁寧に説明してくださいました。
<生徒の感想>
- 世界の様々な問題に対応する力を身につけるには、ふるさとが持つ力を理解し結びつけることが大切だとわかったので、もっと調べたいと思いました。
- 日本のGDPは世界3位だが、一人あたりのGDPは24位と知りショックを受けました。また、人口構成にも問題があり、このままでは将来の日本の発展がむずかしいこともわかりました。真のグローバル人材になれるように、本をたくさん読んで教養を身につけていきたい。
- 英語ができることはもちろん、課題を見つけ自分の力で解決していくことは、まさに高岡高校が目指している人材のことだと実感しました。