平成30年12月15日(土)、東京国際フォーラムにて開催された「2018年度 SGH全国高校生フォーラム」に、本校2年課題研究NOWPAP班の4名が参加しました。
開会式の後、生徒交流会(テーマ別分科会)がありました。本校生徒が参加したのは、「水、環境、エネルギー、気候変動」の分科会でした。テーマ自体が大きいことや、始めて出会う生徒同士の英語による討論ということで、なかなか活発な議論にはなりませんでした。そんな中、本校生徒はテーマについて事前に準備をしていたおかげで、4人とも堂々と自分の意見を述べていました。また、Yくんはグループの代表者として、グループ内での話し合いをまとめ、発表もしました。
分科会の流れ
① 進行役による説明、アドバイザーの紹介
② ラウンド1…4~5人1グループで討論
③ ラウンド2…新しいグループで討論
④ ラウンド3…元のグループに戻って討論
⑤ グループの代表者が、議論した内容を発表
⑥ アドバイザーからの講評
昼食の後はポスターセッションで、各校2回の発表タイムが割り当てられていました。本校生徒は、4月から課題研究で取りくんできた「漂着ゴミと海洋酸性化」について堂々と英語で発表し、その後の質問にも真摯に答えていました。また、他校の発表を観覧し、ポスターの色使いやレイアウトの工夫、人を引きつける魅力的なタイトル、斬新な研究方法を見て、視野を広げたようです。
生徒達は、大会前の練習・準備から大会当日の発表・質疑応答や討論を経て、「英語を話す力」を格段に挙げました。加えて、全国から集まったSGH生徒達の英語の上手さ・能力の高さに触れ、英語学習への意欲がさらに高まり、意識が「全国」に広がりました。このように、刺激の多い、生徒の成長を促すフォーラムでした。